アワード管理ソフトウエアは、2010年前後に欧米でSaaS(Software as a Service:クラウド環境のサブスクリプション形式)によるサービス提供が始まり、現在、約20社のプロバイダーが存在しており、10年余りの実績から機能の最新技術の採用、また多言語に対応し、国、地域を超えてグローバルにビジネス展開されています。
アワード管理ソフトウエアの革新性
アワード管理ソフトウエアは、応募内容の収集から審査、表彰までのアワードプロセス全体を単一のプラットフォームで処理。その革新性は、以下の4点に集約されます。
- 応募者プロフィール、応募内容の概要/詳細、審査員プロフィール等の各データを項目ごとに管理できる点
- 応募者の属性に応じて有料/無料の受付が可能な点
- 応募~審査~発表に至る表彰の全プロセスをデジタルで管理、応募/審査状況等がリアルタイムに把握できる点
- 応募者および審査員へエンゲージメントの高いコミュニケーションが可能な点
具体的には、各プロセスで以下の改善をもたらす。
主要プロセス(機能) | 概要 | 新規性 | 改善点等 |
登録 | アカウント登録 | アカウント登録、及び更新 | 〇 | 早い段階の応募促進 締切時の業務負荷の軽減 |
応募 | 有料/無料応募 | 有料応募の課金有料応募の課金有料応募の課金 | ◎ | 採算性の向上採算性の向上採算性の向上 事前レビューやギャラリー掲載の特典付与 |
データ受付 | 各種ファイル形式のデータ受付、更新 | 〇 | セキュアなクラウド環境 | |
応募内容レビュー | PR視点での応募内容レビュー | ◎ | 事前レビュー添削のサービス化 | |
応募ギャラリー掲載 | PR効果を狙ったギャラリー掲載 | ◎ | デジタル化による応募内容の効果的PR | |
〇 | VC、スポンサーとの接点、他社との協創機会の提供 | |||
審査 | 審査員登録 | 審査員プロフィール(有識者の経歴)登録 | 〇 | 表彰事業のブランディング 審査委員の透明性の確保 |
一次/二次審査 | 合否判定、批評/評点 集計 | ◎ | デジタル化による審査の生産性向上 | |
最終審査 | 審査委員会メンバーの最終審査 | ◎ | デジタル化による審査結果の迅速な 応募者へのフィードバック | |
管理 | 応募/審査管理 | 応募/審査の各データの統合管理 | ◎ | 応募/審査の各データ連携 |
スティタス管理 | 応募/審査状況等のダッシュボード | ◎ | リアルタイムの状況把握 | |
応募者/審査員エンゲージメント | 各プロセスに応じたコミュニケーション | 〇 | 効率化、ブランディング | |
入金管理 | 有料応募の入金管理 | ◎ | 採算管理 | |
スポンサー管理 | 支援金、ロゴ掲出管理、事業開催報告 | 〇 | スポンサーメリットの最大化 |
主要機能の画面イメージは以下の通りです。
主要機能の画面イメージは以下の通りです。
主要機能の画面イメージは以下の通りです。
アワード管理ソフトウエアの主要な適用分野は以下の通りです。
- アワード(エントリー形式)
- 協会賞(ノミネート形式)
- スタートアップ + インキュベーション
- フェローシップ アワード
- 認定 + 認証評価
アワード管理ソフトウエアのグローバルリーダーであるAward Forceは、以下の各規則に準拠、認証等を取得しています。
- GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)
- PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)
- HIPAA(Health Insurance Portability and Accountability Act)
- ISO/IEC 27001(国際情報セキュリティ管理システム認証)